淡路島ミステリーゲームに行ってきたよ
淡路島ミステリーゲーム第3弾「欠けた怪物の沈黙する檻」に行ってきたよ。
4月29日、関西ではまだ数が少ないSCRAP以外の脱出系イベントに参加してきました。
淡路島というちょっとした旅行先にもなる場所に、謎好き総勢10人で遊びに行きました。
だいたいみんなが京都、大阪、兵庫在住のため(1人、すごいスケジュールで関東から参加)
2台の車で分乗して現地まで向かうことにしました。
大阪集合組と兵庫集合組とそれぞれに別れて淡路島のSAで合流。渋滞対策で早めに出た
大阪組は予想以上に早くついたらしく、SAで楽しくプリキュアを見てたそうです。
まぁボクはびわソフト食べてましたけど。
さて、ここからまずはミステリーゲーム前のメインイベントイチゴ狩り。淡路島フルーツ農園
(http://www.awajishima-fruits.com/)というところで事前にばっちり予約して行ったのですが
さすがGW、かなりの混雑。ハウスの手前にあるイチゴはほとんど摘み取られていましたが、
奥の方はロープで止めてあって時間とともに少しずつ場所が開放されていく形だったので
イチゴを採るのに困ることはほとんどありませんでした。まぁイチゴのあたりはずれはかなり
ありましたけど、おおむねおいしいイチゴでした。
イチゴの甘いにおいを車内に漂わせつつ今度はお昼ご飯を食べにイングランドの丘に向け出発。
(http://www.england-hill.com/)
何が食べられるかとかあまりリサーチしてなかったのですが、入り口のところで案内されていた
「宝探し」の文字に一同釘付け。どうやら場内のどこかにあるカプセルに入ったコアラのマスコットを
見つけて本部に持ってくると箱詰めの淡路島新たまねぎを5kgもらえるらしい。割と本気であたりを
きょろきょろ見回しながら移動するダメな大人達でしたが結局見つけられず。残念。
てきとうにレストランでお昼を食べた後は場内を散策。コアラ館をのぞくとちょうどご飯を食べていて
珍しく動いているコアラがみれました。やったね。
あとは直接動物とふれあえるところでプレーリードッグをみたり、やたらでかいウサギをみたり
もふもふしたりしてるうちにタイムアップ。
いよいよ今回の目的であるミステリーゲームの会場に向かいます。
場所は洲本市民工房(http://www.hi.awaji-bb.jp/~ssk/sumoto/)。おしゃれな煉瓦造りの建物で
入り口にはこんな感じの看板。ドクロドクロー。雰囲気あるなー。
みんながそろうまでと入り口あたりでふらふら待っていたのですが、帽子をかぶった不思議な
雰囲気の男性がうろうろしてます。同じ回の参加者さんかな?まぁあまり気にしないことに。
そんなこんなでみんながそろったのでいざ受け付けへ。
グループ参加の場合は3人までと制限があったのでとりあえず3人ずつのチームに別れて
知らない人のていで行こうかという話になっていたのですが、今からよくよく考えると単純に
申し込み人数上限が3人までってだけだったのかな…。
受け付けではゴシックな衣装のスタッフさんがちょっとコワイ感じのメイクで待ち構えていました。
料金を渡すとパンフと2つ折りにされた小さな紙が渡されました。パンフには謎のドクロのメガネが
ついていて、何に使うかよくわからないままみんな頭に装着してました。
小さな紙については、他の人にわからないように自分だけで中身を確認して名前を書いて
受け付けに返すという形でした。中身はこんな感じでした。だってオラは人間だから…。
中を見た後はオマエが怪物だろ、いや、オマエだろと小競り合いを繰り広げる我々がいました。
今回の公演には我々10人の他に女性3人、それと先ほど入り口いた帽子の男性の合計14人が
参加するようです。しばらく待っているとスタッフの方からの説明が始まりました。ただ、途中で
説明の方が開場の中に呼ばれて悲鳴とともに司会が交代。なんだなんだ。
あと帽子の兄さんがやたらクリップボードをばんばん落とす。なんなの。
交代した司会はエリザベスという、金髪に黒いドレスで顔に不思議な模様のある人。
コレクションを見せてくれるらしいけど、そこまでは目隠しをして案内することになるとか。
ああ、ここでさっきのドクロメガネを使うのか。
目隠しをしたまま1人ずつ手を引かれて会場内に案内されます。あ、もしかしてここでさっきの
小さい紙に書かれた人間と何か他の役職に部屋を分けられるのかな?
と思っていたのですが全員が会場入り後に目隠しを取ってみるとみんないました。あれ?
まぁ実際にはこの時点であの帽子兄さんがいないんですけどね。気づいてないのか気にして
ないのかみんなは特に触れませんでした。
会場はこんな感じ。魔方陣が壁にあったり、床に謎の文字が書かれていたり。
で、この辺ちょっと記憶が曖昧なんですがたしかみんなでせーのでジャンプしたんですよね。
どうもそのジャンプが怪物を召還する儀式か何かだったようで、本来なら我々参加者全員を
生け贄に、エリザベスの怪物コレクションに加えるための獲物を召還する予定だったみたい。
で、奥にある手錠にその化け物をつないでおく、と。
でもなぜか召還に失敗したみたいで、原因調べてくるからお前らそこでじっとしてろと
エリザベスが立ち去っていくのがお話の始まりでした。まぁここからが脱出開始というわけです。
我々が今いる部屋には、壁の魔方陣と床の謎の文字以外これといったものはありません。
奥の方に宝箱があったんですけど、チェーンで封鎖されていて触ることができません。
隣にもう1部屋のつながったスペースがあるのですが、そちらにはいろいろなものがあります。
まず部屋の角にあるポリバケツ。どこにでもある水色のプラ製ポリバケツですが、中身は
腕や脚などを含む肉片でした(‘A`) グロいよ(‘A`) これ自体には特に謎はなし。
その隣にはドクロのような模様のついたぬいぐるみ。このぬいぐるみはおしりっぽいところに
穴があいてたのですが、それ自体は特に意味なし。下に丸い箱があったそうです。
この隣から奥の壁までは黒いテーブルがあり、その上にはいろいろな物が乗っていました。
手前から順番に、小さいカピバラさんみたいなもの、フェイク生首、リアル生首、手の化物、
足の化物、骨の手袋、骨の長い手袋、バインダー。それぞれに何かよくわからない記号で
名前が書かれているであろうカードが添えられていましたが、現時点では全く意味が不明。
あ、リアル生首のほうは鳥かごに入ってました。あと最後に壁に鎖と手錠?のようなものがあり
ダイヤル錠がついていました。名前らしきカードもついているのですがこれも読めない。
とりあえずここに怪物をつなげばいいんだろうけどどういうことかわからない。最初に怪物の
カードをもらった人をつないでおけばいいのかな…?
これらはどれも現時点ではどうしようもなさそうなので一旦放置。いや、まぁボクは真っ先に
ドクロ手袋とかで遊んでたんですけどね。
次に反対側の壁。壁面には靴下か手袋かで出来たような謎のおばけのようなものがいくつか
つり下げられていたのですが、その中の1つにガチャガチャのカプセルがつっこんでありました。
ただ、これを取りだそうとするとスタッフさんに「それはダメ」って止められてしまいます。
んー、よくわかんないんでとりあえずこれもパス。こちら側の壁面にもう1つのアイテムがあり
それは小さめの黒板でした。テープで区切られた5×5+1の26マスにはそれぞれA~Zの文字が
振られていて、2カ所にはあの文字に対応するであろう謎の記号が貼ってありました。
なるほど、これが怪物の名前や魔方陣の部屋にある床の文字になるのか。…って、でも
これどうやって解読するの。というわけでこれもパス。
そして最後に残った部屋の中央にあるテーブル。試験管やら顕微鏡、乳鉢に鍵付バインダーに
謎の箱といろいろ乗っています。バインダーについている鍵はよくあるダイヤル錠で、4桁の数字を
あわせると開くタイプのものです。この時点でこのテーブルにはどこかからかき集められた4つの
丸い箱があり、それぞれに1~3までの番号が振られていて1つだけLastと書かれていました。
箱の中には1枚ずつカードが入っていて、これまた謎の記号がつらつらと記載されています。
しかし箱の底面にはなんと別の数字が。4つの数字ということはこれがバインダーの鍵!しかも
箱にはわざわざ順番が振ってあるんだからこれは余裕! …えっと、どれがどのフタでしたっけ?
そう、中身を調べた人がフタを開けっ放しにしてその辺に置いたままにしていたせいでどれがどの
フタに対応していたか全くわからなくなっていたのです。しかしこんなこともあろうかとワタクシ、
自分であけた2番の箱だけはちゃんと中身と裏の数字も覚えていたんですよね。全部覚えておけ
と思わないでもないですが、まぁいいんです。1個でも覚えてれば24通り試すところを、たったの
6通りにまで減らせるんですから。と、いうわけで鍵の2番目のところに覚えている数字をセットして
あとは6通りを順番に…、順番に…じゅ…じゅん…ばん… あかない(‘A`)。え?なんで?なんで?
だって、このフタについてる青いシールみたいなヤツを目印にしてたのに!フタにはついてるのに
下側にはついてないからおかしいなーって印象に残ってたのに!
…おや?下側に青いシールがついてる箱があるぞ。でもあれは絶対2番の箱じゃない。ということは
もしかして元々箱の上下はバラバラだった…?とりあえず青いシールのある上下をそろえてみたの
ですが他の箱はどうも違いがよくわからない。仕方がないのでさっきのように2番だけ数字を決めて
試してみ
開いた-!
試した1発目で開きました。やったね。
バインダーを開けると中には見たことがあるような怪物のイラストとその名前、記号がそれぞれ
書かれていました。あとリアル生首の説明も。これでとりあえず怪物の名前からアルファベットの
対応表が埋められる。あと、箱に入ってた謎のカードも解読できる。おお、なんかすごいいい感じ?
きっかけがつかめたのでざくざくと文字対応表を埋めていく我々。そして埋めて行く途中で縦読みの
暗号が見つかりました。「金色のドクロを鳥かごから引き抜け」と書かれているようです。鳥かごと
いえばあの生首ですね。注意深く鳥かごのあたりを観察すると、それらしきドクロのチェーンが
見つかりました。1人が、引き抜けと書いてあるからとざっくりとチェーンを取ったところ先に鍵が
ついていました。でも寝ていたハズの生首さんが一瞬だけ目を覚まして「返せ、戻せ」と怒ります。
どうやらまだこれを取っていいタイミングではなかったようです。
さてここで目を覚ました生首さん。名前は白澤(はくたく)さんです。中国の霊獣で麒麟とか鳳凰の
仲間らしいです。三つ目(身体にも目があるので正確には三つ目ではないのですが)で、万物の
事象を知っているという不思議な存在です。
さっきバインダーに入っていた白澤さん取り扱い説明書によると、どうやら特別な香をかがせることで
目を覚ましてくれるらしいです。そしてその香はさっきの靴下のおばけの中にあるという事が判明。
じゃああのカプセルを取ってかがせれば…ってなるんですが、やっぱり止められちゃう。なので
中央のテーブルの上にあるお香(乳鉢に入ってた)ものをかがせて起こすことに。
このとき、乳棒で白澤さんの鼻をコツンとやっちゃった不届きものがいたようですが、誰でしょうね。
まぁなんだかんだありながらも無事に白澤さんを起こすことが出来ました。でもまだここからです。
白澤さんはこのゲーム中に1回だけどんなことにでも答えてくれるのですが、この質問タイムが
終わらないことにはドクロもゲットできないようです。しかもこちらの質問のあとに白澤さんの
質問があって、それに答えて…という流れ。
1回だけともなるとかなり悩みます。とりあえずみんなで協議の末に
「この中に怪物はいるか?」という質問をすることに決まりました。
この質問に対しての白澤さんの質問が「お前たちは人間か?」…だったと思います。
もうこのへんのやりとり全然覚えてない。公式ブログの方にきれいな写真とか詳細な謎解きが
アップされるはずなんで、詳しいことはそっちみてください(‘A`)
淡路島ミステリーゲームBLOG
http://awajimg.blog.fc2.com
広報用URL
http://awajimg.com/
なんだかんだで、「この中に怪物はいない」という答えと金色ドクロをゲット。
チェーンの先についていた鍵は魔方陣の部屋の奥にあった宝箱の鍵でした。宝箱の中にはたぶん
「☆を押して引け」と書いてあるカードがあったようです。このへんあんまりみれてないので
よくわかんない。で、この☆を押して引けというのは隠し扉をあける鍵だったようで、こんな感じで
扉が開きました。
そこにはマントと帽子とタヌキの死体がありました。このタヌキが何かというと、最初の方で見た
壁についている手錠につなげるべき怪物です。あの例のABC表が完成しているおかげで手錠につなぐべき
怪物の名前は「しばえもんだぬき」ということがわかっていました。
というわけでこのタヌキをこの手錠につなぎ…って鍵かかってるからダメじゃん。この鍵どうやって
あけるんだー。
というところで1人がひらめきました。魔方陣の形とABC表の形が同じ事に。そしてABC表の1カ所にだけ
不自然に王冠の赤いマークがついている事に。対となる位置にある魔方陣にはなんとこの手錠の
ダイヤル錠をあける数字が!これであとはタヌキをつなげばOK!
あ、あとABC表の解読結果から魔方陣部屋の床にある謎の文字の内容も判明。
WELCOME と BYE でした。部屋に入ってきた時にジャンプしたのはWELCOMEの上なんですね。
で、丸い箱にあったカードにはなんか「BYEの上で飛べば終わり」とかそんなことが書いてあった
と思うのです。英語で。たぶん。
そしてみんなでBYEの赤い文字の上で「せーの」でジャンプして見事脱出成功。いえーい。
左から白澤さん、エリザベスさん、ゴスロリメイドさん。主催の方々です。
ゲーム終了後は各謎の解説があって、その後にPV撮影に出演することになりました。ノリで。
その前にセットを使って遊んだり撮影会したり。
PV撮影はこんな感じだったり
こんな感じだったりしました。クソっ!(ドン!
あ、これが脱出成功の証。
このあとさらに100円謎ってのも楽しんだんだけど、これはネタバレ禁止なのでナイショ。
いやー、楽しかった。10月にまたやるって話なんで、ぜひまた行きたいなー。
この後、夜中にいったん家に帰ってボードゲーム抱えてすぐに家を出て朝まで遊んでた
というのはまた別のお話。どっとはらい。