髑髏と薔薇
Skull ＆ Roses

なんかボードゲームの事かくのすごい久しぶりな気がする。
ちょくちょく遊んだりはしてるんですけどねー。

というわけで今回は、先日の東京ドームからの脱出で遠征した時に行った
中野ブロードウェイのドロッセルマイヤーズさんで購入した髑髏と薔薇です。
タイトルを手書きする気がまるで起きないこのタイトル、しかもこの恐ろしげな
パッケージ。かなり気になってたタイトルでした。髑髏好きだし。

メイドインフランスのゲームです。最近ちょくちょくフランスのゲームが目立ってますね。
ディクシットとか世界の七不思議とか。まぁ多分これはそんなに目立つゲームじゃ
ないと思います。内容物もルールもすごいシンプルで面白いんですけどね。

では早速その内容物を。まずはこれ。

左と右がそれぞれ表面と裏面になっている1枚のタイルです。
これが何かというと、勝負に使うタイルを置くための台紙です。それだけです。
最初は髑髏の面にしておいて、1回勝ったら裏向けて薔薇の面にします。
薔薇の面にしてからさらに1回勝つと終わります。そう、2回勝てば終わるゲームです。
次にこれ。人狼とか牛の骨とか蛇とかいろいろありますけど、これは各プレイヤーのマークです。
それぞれ4枚ずつあって、裏面はこんな感じになってます。

薔薇が3枚と髑髏が1枚。どのマークも裏面の絵の構成は同じです。
以上の台紙タイル1枚と、勝負用の丸いタイル4枚。使うのはこれだけです。

遊び方：

各自、まず自分の4枚のタイルのうち任意の1枚を伏せたまま他の人に見られないように
台紙に置きます。全員が1枚ずつ置いたらスタートプレイヤーが、さらに1枚追加して
手持ちのタイルを重ねるか、チャレンジをするか決定します。
1枚追加した場合は、次に隣のプレイヤーがまた1枚置くかチャレンジするかを選択して
誰かがチャレンジするまでこれを続けます。

チャレンジを選択した場合、場に出ている全てのタイルの中から何枚薔薇のタイルを
めくることが出来るかを宣言します。この時点で誰も追加でタイルを置くことはできません。
隣のプレイヤーは、前の宣言より多い枚数を宣言するかパスを宣言します。
全員がパスをした時点で、一番多い枚数を宣言していたプレイヤーがチャレンジャーと
なりタイルをめくり始めます。
この際、まず最初に自分のタイルを全てめくります。宣言枚数に足りていない場合は
他のプレイヤーのタイルを1枚ずつめくります。この過程で宣言枚数まで薔薇タイルを
めくることが出来ればチャレンジャーの勝利です。

髑髏をタイルをめくってしまった場合はチャレンジャーの敗北で、ペナルティとして手持ちの
タイルが1枚減ります。髑髏タイルをめくらせたプレイヤーがチャレンジャーのタイルから
1枚ランダムに選択してそのカードが何であったか見えないようにゲームから取り除きます。
自分のタイルから髑髏を出した場合は、チャレンジャーが任意で減らすカードを選びます。

チャレンジャーが勝利した場合、自分のタイルを裏向けて薔薇の面を表にして
次のラウンドに進みます。次のラウンドのスタートプレイヤーは、勝敗に関わらず
チャンレジャーとなった人から行います。

以上を繰り返して、誰かが2回勝利した時点でゲーム終了です。

ちょっと長くなりましたが、内容はこれだけです。タイル出す、予想する、めくる。
やってることは簡単なんですが、勝利するためにはハッタリが必要になります。
チャレンジャーとなった場合、まず自分のタイルを全てめくる必要があるため自分の山に
髑髏を仕込んでいた場合は、チャレンジャーの権利を得た時点で確実に1回負けます。
かといって薔薇カードばっかり置いていても、他の人にチャレンジされてしまえば簡単に
勝利を持っていかれてしまいます。
髑髏を仕込んでいるのにしれっとチャレンジ宣言を行い、自分の山に髑髏がないように
見せかけるというハッタリが必要になります。それを見破られると全員がパスしてきて
自分の山に仕込んだ髑髏で自爆することになります。
たった1枚の髑髏をどのタイミングで仕込んでいかに相手に引かせるか、あるいは
相手のはったりを見抜いて薔薇をがんがんめくるかという駆け引きを楽しむゲームです。

ちなみにワタクシ、3回やってまだ1回も勝ったことありません(´・ω・｀)
顔に出てるのかなぁ。性格読み切られちゃってるのかな(´・ω・｀)