【ネタバレ】ある宇宙船からの脱出＠名古屋
8月 23rd, 2011 | 
Author: と、いう訳なので初日公演に参加した時の記録でも。
今回の会場は名古屋にある千種文化小劇場というところでした。
http://www.bunka758.or.jp/scd16_top.html
前回のSCRAPフェスから今度は名古屋まで遠征しての参加になります。
普段ならぷらっとこだまとかで行っちゃうんですけど、今回はまぁ時間もそこそこ
余裕があるし、高難易度公演を避けるために15時からの部を選択したのでちょっと
ゆったりと在来線で名古屋まで行ってみることにしました。
18切符使えて安いしね！（2人で往復4600円ですみました）。
お昼頃に到着して、想吃坦坦麺麺でお昼食べたりハンズでボードゲームの品揃えに
驚いたりして時間を調整していざ宇宙船へ。
参加したのは8月13日の15時からの部。11時、13時からの公演は高難易度と公表されて
いたのでちょっと避けました。通常の脱出もままならないのに。
会場にちょっと早めについてしまったせいで、まだ前の公演の最中だったのですが
トイレにでも行こうかと建物に足を踏み入れたそのとき、スピーカーから
「残り10秒 9 8 7 …」
って、あわわわわわ。答え聞こえちゃう。と夫婦2人で慌てて外に出ました。
あーびっくりした。
で、まぁ結局はそのカウントダウン以外は何も聞こえてこなかったのでロビーで
だらだらと待ってたんですけどね。待ってる間、女性サイズのTシャツを着たソメさんが
がんばって物販してました。Tシャツとクリップボードとポストカードだったかな。
クリップボードはドーム公演の時に買ったんだけど、奥さんが持ってなかったので
その場で購入。作りすぎて結構余ってる、という悲痛な売り文句にほだされて
ポストカードも2種類1枚ずつ購入。
あ、その時に横に加藤さんがいたのでご挨拶。
普通に客に紛れてて最初は気がつかなかった…。
さて、いよいよ開場時間。
入り口でエンデバーと書かれた札とクリップボードと注意文書を渡されて入場。
ほかのチームはコロンビアとかチャレンジャーとかそれぞれ宇宙船の名前が
記載されていた模様。もちろんここで奥さんとは別チームに。
会場内はすり鉢状の客席になっていて、底になる部分に少し出っ張った丸い舞台が
ありました。舞台中央にはひらがな1文字が書かれた謎の小箱がトルネード状に
積み上げられてます。周りにはビニールテープで示された置き場所のようなもの。
そして各座席はロープでざっくりと6カ所に分断されていました。
今回は6チームでの挑戦でした。普段のこの規模の脱出だとだいたい1チームが
5人か6人ぐらいになるのですが、今回はチームあたり15人ぐらいいたのかな？
隣に座った方が大阪の人狼で一緒だった人で心強くなりつつ、SCRAPフェスで一緒に
ボードゲームやった人を見かけたりしつつ開始時間を待ちます。
今回の脱出は宇宙船からの脱出です。
地球へ戻る航路でデブリにぶつかり宇宙船が故障、1時間以内に制御方法を探し
地球に衝突しないように、自分たちも生還するようにがんばれ、といったお話。
艦内放送で以上のことがマザーコンピューターから伝えられた後、いつもの通り
千石さんが登場してルール説明。そして重要なヒントを1つ。
「大事なことは2回行ってください」
それと今回の最大の特徴が全員協力型です。そういえば名古屋の学級会の時も
みんなで歌ったりしたなぁ。あのときは正解したチームだけが脱出成功という
扱いだったのですが、今回は全員失敗か全員成功しかない模様。これは気合いを
入れてかからないと迷惑をかけてしまう…。
というところでいよいよ問題開始。チームの前に立っているサブコンピュータ？の
スタッフさんから問題の封筒を受け取りいざ解読開始。
20枚ほどの問題用紙と解答用紙が入っていました。問題が解けるごとに答えあわせを
して、正解4つごとにエネルギーボックス（中央に積まれていた箱）をもらえると
いう仕組みらしい。これを各チームが5個ずつ集めるまでまず進めることに。
まぁ枚数も多いので各自に適当に問題用紙を配ってそれぞれで問題を解きます。
ほそながーい文字が書いてあって斜めにしないと読めないような問題や
○△□のいつもの計算問題、星形の変則魔方陣や一筆書きの迷路、なぞなぞといった
数々の問題を解いていき、なんとかエネルギーボックスを確保。4問×5個で20問が
解ければまぁOKなのですが、それ以上解けた分は他のチームにヒントを出せるという
救済措置がありました。我がエンデバーチームも他のところから施しがきたのですが
ちょうど20問達成したところだったので無駄に…。
あ、あと答え合わせしてくれるサブコンピュータ（女性）さんが、セイカイ、チガウヨ
って感じにロボしゃべりでかわいかったです。謎解き関係ないです。
さて、ここで追加の問題が1つ。問題用紙とハサミが渡されました。
あ、これはもしやこれ見よがしに回答用紙に書かれている点線に沿って切り取るの？
解答用紙にハサミを入れることに若干躊躇しながらも、切り取った紙を問題の指示通り
並べていくとそこには
「パスワードはワープだ」
のメッセージが。サブコンピュータさんに耳打ちで伝え最後のエネルギーボックスを
受け取ると、パスワード入力を求めるマザーコンピュータの声が。すかさず全員で
「ワープ！」
と叫ぶと、パスワード入力受け付けたと返答が。
やれやれと思ったその次の瞬間、なぜか上からするすると降りてくる大きめの
衣装ケースが。何事かと思っていると今度は舞台上にボールがばらばらと落とされる。
…これはもしかして。
そう、玉入れです。いい年した大人がキャッキャウフフと玉入れするはめに。
衣装ケースはエネルギータンクでボールがエネルギーのということでした。
たまって行くごとに充填率が告知され、100％になると上に回収されていきました。
そこでふと壁をみると新たな問題がそこに。
「AとBをつなげ」
この問題よくわからないうちに解けちゃってたんですけど、どうも入り口近くに
Aと書かれた電極のようなイラスト、少し離れた場所にBという同じようなものがあり
その間を手をつないだ人で埋めろってことだったようです。
このミッションが終わるとまた新たな問題が。
「全員で大きな輪を作れ」
全員舞台から降りて、取り囲むように自然と手をつないで輪を作ります。
さらにまた次の問題。
「踊れ」
へ？踊れって何を？とみんなの頭に「？」がぴこぴこ出始めたその時、突然なり出す
マイムマイムの音楽。ほぼ全員が一瞬で理解して音楽にあわせて動き出します。
まいむまいむまいむまいむ まいむべっさそー。
もちろん正解だったようで、さらなる問題が登場。
「ピラミッドをつくれ」
最初に集めていたエネルギーボックス、あれにひらがなとは別に数字も書かれていたの
ですが、それを矛盾のないようにピラミッド型に積み上げるとまた次の問題。
「きらきら星をとばして大きなピラミッドから読め」
↓
「うちゅうせんのなかにいるぜんいんですいっちをおせ」
スイッチ？そんなのあったっけ？さっきのAとBのやつ？でも全員で押すとか無理だし…
とちょっとみんながまごまごしていたのですが、誰かが舞台に気づきました。
この出っ張り…これはスイッチだと。
全員で舞台にのって「ワープ」と叫びつつジャンプ。舞台の上からでは何が起こって
いるのかよくわからなかったのですが、ふと舞台をみると地面と同じ高さまで
下がっていました。おお、これでスイッチ押したことになったのね！
…で？あれ？何もおきない？
そこで活用されるのが最初のヒント。大事なことは2回行えというあれ。
もう一度全員で舞台でジャンプすると、今度は舞台がさらに下がっていきました。
下がったときに発生する壁面にはなにや文字が張り出されていました。
「このなかにえらばれしものがいる えらばれしものたちのしじにしたがえ」
えらばれしもの？どういうこと？と思っているとこで時間切れ。
我々はあえなく宇宙の藻屑となりました。
最後の問題、選ばれし者というのは最初に渡されたチーム名札の裏に文字が
書かれている人のことでした。6人にだけ書かれたその文字をつなぎ合わせると
「せきにもどれ」
これを解き明かして、全員が着席できていれば脱出成功だったそうです。
くそう、あと1分あれば成功できてたのになぁ…くやしい。
でも楽しかった。
今度のナガシマスパーランドでは成功したいなぁ…
アジトは失敗したし(´・ω・｀)
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