くるぶし　あんくーる

　
すっかり忘れてた。
7/3の土曜日に全公演が終了してネタバレ解禁に
なったので、あやふやな記憶をたどりつつ詳細を
ここに書いておこうと思います。
会場入りまではこちら　→　[:ボックス１:]

気がつくとあなたは夜の学校にいる
小さい机に、小さい椅子。なんだか懐かしい匂い。
しかし、あなたは気づきはじめる
ここはなにかがおかしい
ひっそりと涙を流す肖像画
無人の教室に響く笑い声
歩いても歩いても、見つからない出口
あなたは夜の学校にとらわれてしまったようだ
わずかな手がかりを頼りに、あなたはここから
脱出することができるだろうか

　
会場は以前にひきこもり勇者を叩き起こしに行った
京都国際マンガミュージアム。
今回は閉館時間からのイベントなので一般のお客さんが
一切いない状態ではあるのですが、参加者が200人も
いるのでかなりの人手でした。
最初の集合場所は講堂と呼ばれる大きめの部屋で
入る際にルール用紙と解答用紙とメモ用紙、筆記具が
渡されます。なんか40個以上の項目があります…。
そして開始時間になり説明開始。
なぜだかはわからないけど学校に閉じ込められてしまったので
秘密の階段を探して脱出しなさい、ということでした。
ちなみに今回は制限時間がちょっと長めの80分。
チーム関係なく個人単位での脱出だからなのかしら。
あと、クリアできてようができていまいが終了時間にはこの
講堂に集まりなさいという話もありました。
そしていざ脱出開始。まずは校内のあちこちにある謎の
問題を探すところからスタートになります。さっきの用紙に
あった40個以上の項目のやつですね。見つけて埋めていけば
答えがわかるようになっているはず。
という訳で我々3人組は手分けして各ヒントを探して、20分後に
講堂前で集合することに。
1つの問題に対してのヒントが1～4つぐらい用意されてるようで
1個だけ見つけても意味がわからないような状態になってます。
「4種類あります」
「1～13まであります」
みたいな感じで学校内をうろうろしてひたすらヒントを集めて
集めて集めまくって、途中にスタッフの人がとおせんぼしてる
ところが気になったりしながらも、とりあえず一通り集めて
一旦合流。
見つかってないヒントがいくつかあったものの、お互いで
空きを補っていくと何とか全ての設問が判明。
で、そのヒントを元に解答用紙を埋めていくと浮かびあがるのが
「オンガクシツ　KNOCK5　ヨルガスキ」　というメッセージ。
音楽室で5回ノックして夜が好き？最後の部分がよくわからないまま
とりあえず音楽室に向かって扉を5回ノック。コンコンコンコンコン。
入り口のスタッフさんが扉を開けてくれると中にもう1人のスタッフさん。
その方に「夜が好き」と伝えると小さな紙切れをくれました。
なんか○がいっぱい並んでます。間にちょいちょい数字もあります。
この並びは…校歌だな。というわけでとりあえず前回も使用した
資料室にある校歌を探しに行くものの、どうも○の並びが違う。
もう1カ所校歌が張り出されていた講堂に移動するとこれがビンゴ。
数字の順番通りに文字を拾っていくと出て来たメッセージが
「ういんくをしろ」
さっき渡されていた紙切れの裏面には地図の一部が記載されて
いたので、まぁとりあえずそこに移動。
そこはヒント探しの時に気になってたスタッフさんがとおせんぼを
していたところ。他の参加者の方が止められているのを横目に
スタッフさんに熱いウインクをして通してもらう我々一同。
地下へと向かう階段の先には本の倉庫のような場所がありました。
まぁ入れないように閉鎖はされているのですが、その扉には
なんだかよくわからないマス目と印。そして創立者に愛の
告白をしろという指令が。愛の告白というのがわからないので
とりあえずマス目の謎を解くことに。
どうやらこれはどこかの本棚のことを表している様子。
これを探してみるとそこにあったのは火の鳥。そういえば
吹き抜けホールの上に巨大な火の鳥が吊されてたなーと
その場所まで戻ってみると真下にスタッフさんが。
この人に愛の告白をすればいいのかな？というところで
周りを見てみると何故かそのスタッフさんにメモ用紙を
見せつけている人がちらほら。何かあやしいと思って
最初のルールブックを見直したところ、創立者についての
詳細がかかれていました。
どうも外国人で、耳が聞こえない人だったようです。
ああ、だからメモ用紙に書いて筆談してたのか。
というわけでいそいそと用紙に　「I LOVE YOU」　と書いて
スタッフさんに見せつける我々。首を横に振るスタッフさん。
え？あれ？違うの？どういうこと？
どうもこの人が創立者ではないらしい…
仕方がないのでどこか別の場所にいるはずの創立者さんを
探し回るハメに…
火の鳥の近くではあるはず、ということから2階にのぼって
調べているとちょうど後ろあたりの場所に本棚ルームのような
ところがあったので、ここだとあたりをつけて突入。
端の方にスタッフさんらしき人を発見したものの、この場所じゃ
火の鳥とちょっと離れすぎてるし…どうしよう…と躊躇しながらも
とりあえずメモ用紙に書いた告白のメッセージを見せると
笑顔で通してくれました。正解だったのか！いえー。
通してもらった先には下に降りる階段があり、そこを降りると
パイプイスが並べられていて、10人ほどの着席した人たちが
いました。うわー、もうこんなにクリアしてる人がいたのかーと
思っていたのですが、その人たちは全員で1チームだったようで
実質2番目のクリアになるようです。
で、その通された場所なんですが一番最初に集まった講堂の
奥側にあったカーテンの裏側。ああ、最後には講堂に集まれ
っていうのはこういうことだったのかと納得する我々3人組。
時間がたつにつれてクリアした人も増えてきて、次第にイスも
足りなくなってきました。早めにクリアできた我々は悠々と
イスに座ってちょっとした優越感を感じることに。(・∀・)ｲﾋﾋ
そして終了時間。カーテンの向こうには脱出できなかった
人たちのざわめきと、謎についての解説を行うスタッフさん。
ここで我々が最後の火の鳥の問題が全く理解できていなくて
偶然突破できただけということが判明。
（地図の周りにちりばめられた文字に「ヒ」「ノ」「ト」「リ」が
含まれていて、それらを結ぶと創立者さんの場所がわかる
という仕組みでした）
全ての解説が終わった後に「今回の脱出者はこの方たちです」
というコールと共にカーテンがオープン。
そしてイベント終了。
いやー、面白かった。制限時間に20分ぐらい余裕をもって
クリアできてたのかな？最後の待ち時間がちょっと長かったです。
でも見事飛行機でのリベンジは果たせたのでとても満足。
次回は9月の夜の遊園地からの脱出になるのかな…
あ、違う。7/23の今宵も誰か死ぬのライブだ。
楽しみだなー。